でいりいおくじょの

【映画日記】ピンポン

正直に白状してしまいますが

毎日毎日、コツコツと日めくりレシピを入力していると
時々、ふっと
私は、一体何のためにやっているんだろう‥
って気持ちになることがあります。

嫌になっているというのでは、決してないし
これは自分がやりたくてやっている事なのに
誰とも話さず、部屋にこもって、
毎日黙々と作業をやっていると
時々、ふっとむなしさに襲われるというか・・・。

そんなどーしようもないループに入った時に、
見ると元気が出る映画がこれ

「ピンポン」

漫画が原作なので
私は最初にアニメを見て(全11話)
めちゃめちゃハマって
2回見て
やっぱり、めちゃめちゃハマって
もう一回見ようかと思ったところで
映画も面白いよっていう話を聞いたのでした。

実は、映画があるのは知っていたのですが
漫画原作を実写化した映画って
自分のイメージと違う場合が多く
特に、アニメがいい作品だと
実写を見てがっかりしそうな気がして
ずっと見ていなかったのです。

でも、実はアニメより実写の映画の方が先に公開されていて
めちゃめちゃ、評判がいい
(世間に疎いので、まったく知りませんでした・・・)

2002年公開の映画なので
今頃?って感じなのですが
見てみると
なんで、もっと早く見なかったのか
心底、後悔するほど
本当に、めちゃめちゃいい映画でした。

ざっくりとしたストーリはこう。

片瀬高校卓球部1年生
ペコとスマイル
2人は子供の頃から同じ卓球場で練習をしてきた仲

ペコはとにかく強く、ちびっ子大会で優勝をしまくってきた神童
自信家で自由奔放。

スマイルは静かで、笑わず、ゲームばっかりしている根暗。
いじめっ子にいじめられたところをペコに助けられ
その縁で卓球に誘われて始め
めきめきと腕を上げる。

主要な登場人物としては、この他に

中国からやってきた
辻堂学園の強化選手の孔文革
(ナショナルチームから外されて日本に来た。生きるためには卓球をやるしかない)

海王学園 ドラゴン(風間)・・インターハイ優勝者
     アクマ(佐久間)・・ペコ・スマイルと幼馴染

ストーリーの中心は、
インターハイの地方予選です。

でも、ストーリーについては、
映画を見てもらうとして(是非、見てほしいです!)

この映画を見て想ったことを書いてみようと思います。

思ったのは

才能って何だろう?
努力って何のためにするんだろう?
結果って何だろう?

という事でした。

ペコは子供の頃から卓球の天才で
いろんな試合で優勝してきて
自分には才能があると思っているから、まじめに練習もしない。
練習なんてしなくても、勝てると思っている

ところが
子供の頃から馬鹿にしてきたアクマに試合で負けてしまうんです
アクマは、とんでもない努力をし続け来たのでした。

そこから、心機一転、初心に帰って練習を始める・・・。

一方スマイルは
誰もが一目置くような才能を持っていて
コツコツ努力もでき、確実に力をつけていきます
けれど勝ちたいという気持ちがない。
スマイルにとって、卓球をする意味は勝つことではないのです。

ドラゴンは
他のものを寄せ付けないほど強いのだけれど
見えないところで、ものすごい努力をしている。
卓球の名門校として海王学園の名声は彼にかかっている。

彼は自分のためではなく
海王学園のために勝たねばなりません。
その背負っているものの重圧に、ドラゴンは常に怯えている。
試合に勝っても、とてもつらそう。

彼らを見ていると
才能と、努力と、結果というのが
比例していかなくて
時に、悲しくなったり苦しくなったりします。

スポーツの話なので
どうしても、勝敗、優劣という結果になるのは仕方ないとして

見終わった後、思ったのは

才能って何なのか
与えられるものなのか?という事でした

スポーツの話なので
勝敗は決まる。
けれど、人間に優劣はないし
勝敗よりももっともっと大事なものがそこにはあるはず。

自分の事として考えてみると

私は料理の才能はないと思っています。
(自分で言うのもなんだけど・・・)
けれど
料理の楽しさを伝える才能ならあるかもと思う

じゃあ、努力とは何か
自分に足りないものを補うためにする何か?
更なる高みを目指すためにする何か?

これだけやりましたとか
こんなにやったのにとか
いうような量的なものではない。

しいて言えば
やらずにはおれないような事、
何かにつき動かされるようにやってきたような事
それを努力って言うようにも思います。

好きで好きで、やらずにはおれないという事のなかに
何か大事なものがあり

やっていて苦しくても、どこかで楽しんでいる自分もいて
その事で誰かとつながっていたり
誰かのためになったりするという予感がある事
そこに何か大事な意味がある

才能とは
良いとか、悪いとかは関係なく
量でも、優劣でもなく
誰かと競う事でもありません。

与えられるものと言うよりは
最初から自分の中にあるもののように思えます

ただ、自分の中にどんな才能があるか分からないから
それに気づくことが始まりで
気づくためには
静かに真摯に自分と向き合うことが必要で

自分と真摯に向き合うことを
努力って言うのかもしれません。

*****************
愛がないなら手を引きな
*****************

この映画の中で一番好きな言葉はこれ
つまり
好きじゃないなら、やめてしまえ!!
ってことです。

好きでやっている事
やらずにはおれないような事の中に
本当に大事なものは隠れていて
それによって、自分も、誰かも動かされている

与えられたものではなく
最初から内に持っている何か

それを見つけるヒントをもらえる映画でした。

とってもいい映画
おすすめです。

コメント

  • Amy より:

    先生の日めくりレシピから、今晩のおかずはこれにしよう!!!と決めるのはしょっちゅうです。
    週末は時間と気持に余裕があるのでお料理が心なしか美味しく出来上がります。お昼ご飯に骨付のお肉で野菜たっぷりのクッパを作りました。美味し〜い!!!
    自画自賛が暴走しています(笑)。

    • 奥薗 壽子 より:

      うれしいコメント、ありがとうございます。
      そんな風に日めくりレシピを使っていただけるの、めちゃうれしいです。
      骨付き肉でスープを作ると、本当に美味しいですね。私も食べたくなりました。

  • 青い料理人 より:

    「気づくためには、静かに真摯に自分と向き合うことが必要で
    自分と真摯に向き合うことを、努力って言うのかもしれません」

    真摯に何かに向き合うこと、ましてや自分においておや。
    大切なことを思い起こさせていただきました。
    今、かみしめています。
    ありがとうございます。

    • 奥薗 壽子 より:

      こちらこそ、ありがとうございます。
      映画日記、読んでいただけるだけで、本当にうれしく
      また、感想を書いていただけると、更にうれしいのです。感謝感謝。

  • ママデューク より:

    実は私、毎週土曜日に精神科のデイケアで卓球をしていて、卓球のオモロさにハマっています🏓
    つい最近、なかなか勝てなかった、どんな球も拾って返す、大谷翔平似の20歳の若者のメンバーさんに卓球で勝てて、無茶苦茶嬉しかったです🏓52歳のボクですが、いくつになっても成長する事は出来るんだなと感無量でした🏓
    卓球経験者の卓球の上手い職員さんからススメられた卓球映画「ミックス。」〔監督 石川淳一)を観て、卓球に対する気持ちを上げたりもしていました🏓
    そして映画「ピンポン」〔監督 曽利文彦 脚本 宮藤官九郎)も大分前2020年9月に観ています🎞️
    その頃書いた感想を読んだら、映画的に面白かった所を羅列しているだけだけれど、映画としてオモロかったのを覚えています🎞️
    奥薗姐さんのように「ピンポン」観て、才能については考えなかったけれど、自分の何が好きか?に気づく事、そしてその自分の好きな事をやり続ける事が大事というのが、ボクは共感出来ました。
    よく言われるように、自分の好きな事で飯食っていける人は少数なのだろうけれど、ボクもそれでもやっぱり自分の好きな事に気づき、好きな事をやり続ける事が大事だなと今は感じています。特に歳をとって残された時間が少なくなってからは尚更にそう感じます。
    又少し長く他のコメントの方に迷惑ですが、2020年9月に観た時の感想をアップさせて下さい🙇‍♂️
    それでは失礼致します🙇‍♂️足立区一のお調子者f@

    • 奥薗 壽子 より:

      おお~~~~っ、卓球やっているのですか♪
      良いですね~~~♪
      私も、一応中学の卓球部でして、卓球、結構好きです。
      「ミックス」この映画全然知らなかったのですが、なんか面白そうです。
      みたいです。教えて頂き、ありがとうございます。
      自分の好きなことをやる!!私も、そうやって生きたいと思いながら
      時々、自分の好きなことを見失いそうになるのは、まだ人間ができていないからでしょうね。
      少しずつ、そうなれるように・・・・・です。

      • ママデューク より:

        おおー奥薗姐さんは卓球部でしたか😲
        ボクはデイケア通い始めてからなので、卓球やり始めてもう6〜7年になります🏓
        プレースタイルは、出来るだけ球を拾って、チャンスボールの高く上がった球をスマッシュするという感じです🏓ラケットはペンで、カットなど回転をかける技術はほとんどありません🏓
        「ミックス。」〔監督 石川淳一)はナカナカ楽しめる卓球映画でした🎞️今ならAmazonプライム・ビデオのサブスク見放題で観られます🎞️
        ボクは今、映画やお笑いの感想書いたり、ベイスターズ・ドジャースを応援したり、ギャグ動画やベイスターズ応援動画作ったり、料理したり、卓球したり、本当に好きな事をやれているなぁと実感しています。
        その好きな事をやるだけで、飯が食っていけたら良いのだけれど、それが出来ないのは残念ですが🥲
        収入は生活保護と母の遺族年金になるのが確実ですが、その限られた収入の範囲で、今のように好きな事をやれる生活が出来たら良いなぁと今は感じています。
        それでは失礼致します🙇‍♂️足立区一のお調子者f@

        • 奥薗 壽子 より:

          高く上がった球をスマッシュするのは、気持ちいいですよね~~~♪
          良いなあ~~、楽しそうです。
          ちなみに私はシャイクハンドでした。下手くそでしたけど、ぶつぶつの一杯あるラバーを貼っていました。いちょまえに😅
          ミックスも楽しそうですね。
          好きな事だけをやって生きていける人もいいですが
          いろんな制約の中で、好きなことをやるからこそ幸福感が増すという事もあります。
          私も、一日の中で、好きなことに没頭できる時間(例えば好きな本を読んだり、映画と見たり)を確保できるように
          したいなと思っているところです。

  • ママデューク より:

    「ピンポン」(監督 曽利文彦 脚本 宮藤官九郎 114分)
    橋からのダイブシーンで始まるオープニングが良かった(話の途中でもう一度ダイブシーンが出てきて何故ダイブしたかが分かる。又警官のダイブを止める説得のセリフもコミカルだった)
    屋上で卓球を打つ音を聴いてどちらが強いか分かる中国人卓球選手というのが良かった(足に刺青していたり、ラケットに龍みたいな彫り物があるのも良かった)
    江ノ電や海岸など湘南の感じが良かった
    強豪校の坊主頭集団が「異様」で良かった。特に中村獅童の風間は存在感もあった
    調子ノリのペコを窪塚洋介が上手く演じていた。スマイルの井浦新も良かった
    ダンスの下手なアフリカ人、ビールの嫌いなドイツ人、りんご嫌いの青森県人がいるんだから中国人でも卓球下手な奴もいるという説得がコミカルだった
    ペコが卓球やめて、タバコ吸ったり、ゲーセンでケンカしたり落ちぶれるのが良かった
    工場の近くをスマイルがランニングするシーンが良かった
    風間とペコの対決でペコが全身で飛んだり跳ねたりしながら打ち返して形勢が逆転するのが良かった
    最後ペコとスマイルの決勝戦をやらなかったのは残念だったけれど、ナントカ上手くまとめオチをつけたのも悪くない終わり方だった
    全般的に
    登場人物のキャラが良かった。特にペコとスマイルとチャイナと風間。
    CGを使った卓球シーンはスピーディーだった。特にペコが風間を倒す全身で飛んだり跳ねたりして打つスマッシュは観ていてオモロかった
    公開当時スマッシュヒットしたが、CGを駆使したスピーディーな卓球の試合、オモロい登場人物達、クドカンのオモロいセリフ回しでスマッシュヒットも納得の作品

    • 奥薗 壽子 より:

      卓球シーンのカメラアングルが、ものすごく斬新で
      なんか、私はすごく気持ちいい感じがしていいなあと思いました。
      ストーリーもいいけれど
      カメラワークもすごく良いですよね。

      • ママデューク より:

        「ピンポン」〔監督 曽利文彦 脚本 宮藤官九郎)の卓球シーンは、当時CGを使って迫力がありスピーディーなシーンにしているのが話題になっていました🎞️
        昔観たのでカメラワークなどは覚えていませんが、卓球の試合のシーンは、物凄くスピーディーでダイナミックで、その点では「ミックス。」〔監督 石川淳一)よりも卓球シーンはオモロかったとボクは感じました🎞️
        それでは失礼致します🙇‍♂️足立区一のお調子者f@

        • 奥薗 壽子 より:

          あらたさんのカットのシーンが、なんかすごく気持ちよくて好きでした。
          ラリーの規則正しく繰り返される感じとかも‥、

  • こっちゃん より:

    ピンポン、そういう映画だったんですね!興味なかったけどちょっと見てみたくなりました。映画と関係ないんですが、最近奥薗先生の豆腐の本に載ってた蒸し豆腐にハマって3日連続リピしてます。手間の少なさのわりに美味しすぎるし、湯豆腐って気分じゃない春にも合いますよね。

    • 奥薗 壽子 より:

      蒸し豆腐!!
      いやぁ、ハマりますねえ。私も、時々めちゃハマって、毎日のように食べたりします。
      何なんでしょうねえ。めちゃ美味しいですよね。
      Youtubeで蒸し豆腐って、紹介したかな?
      紹介していなかったら、今度紹介してみようかな?

  • 大阪市のまぁちゃん より:

    奥薗先生🥰「461個のおべんとう」もメッチャステキな映画です💖

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